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【辞典詩集(仮)】に:虹
僕らは遠く離れているけれど
僕らは同じ今日を生きている。
僕らは同じ太陽に照らされて
僕らは同じ月を見ている。

君が日々を幸せに過ごせていれば僕も嬉しいし
君が悲しみの中にいれば僕も苦しい。

僕らは同じ夢を見ることもできる。
僕らは同じ未来を生きることもできる。

僕らは遠く離れていて
この虹を 君は見ることができないかもしれない。

僕らはもう 二度と 会うこともないのだろうか。
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【辞典詩集(仮)】く:口笛
きりりと澄んだ月の夜に
口笛はどこまでも届く

君のこころの色と音

街路樹を揺らして
丘を川を渡って
あの人の元へ

響けよ響け
切なくも
美しい
君の
【辞典詩集(仮)】ね:猫
目の前をさっと横切った影が塀を登る
僕は顔を上げ見上げる

犬よりも猫が好きなのだと
深刻な秘密を打ち明けるようにつぶやいた君を思い出して
僕の顔は少しほころんでいる

見上げた先には雨上がりの空が青く高くて
少しできすぎだと思いながら
僕は携帯を開く

君をどう誘おうかと
最初の書き出しをどうしようかと僕は悩み
そんなことお構いなしに
いつのまにか猫は
猫は空に溶けてしまう
【辞典詩集(仮)】む:ムーサ。
【辞典詩集(仮)】む:ムーサ。
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【辞典詩集(仮)】ね:ネガ。
【辞典詩集(仮)】ね:ネガ。
[【辞典詩集(仮)】ね:ネガ。]の続きを読む
【辞典詩集(仮)】ら:ライプニッツ。
大きな雲が月を隠しても この街の夜は明るさを変えない。
葉をほとんど落とした街路樹は 不吉なシルエットで雲を掴もうとしている。
少し寒いねと君がかたむく。
僕はその言葉を微分したり積分したりして 結局は自分の言葉にする。
自分の言葉にしてしまう。
そうして少し君の肩に体をぶつけて 何でもないふりをする。

僕らの未来は交わらないかもしれない。

赤信号を見上げると 風に落ち葉が舞う。
それは蝶のようでもあり カラカラになった月のようでもある。
君は手を振って小さくなって 小さくなって車の向こうに消えてしまう。

僕らの未来は重ならないかもしれない。

郵便受けには何の知らせもなくて 僕は少し安心して哀しくなる。
階段をのぼると目の高さに天井が来て それはすぐに目の高さの床に変わる。
キーホルダーの留め具をカチカチと鳴らして 足音を忍ばせる。
部屋のドアを開けると 昨日のカレーの匂いがする。

僕らの未来は寄り添わないかもしれない。
と ただ 思う。
【辞典詩集(仮)】れ:檸檬。
5年前にこの歌を聴いていたら 僕は心を動かされただろうか
5年後にこの歌を聴いていたら 僕は心を動かされただろうか
天神の交差点

5年前に君に出会っていたなら 僕は
5年後に君に出会っていたなら 僕は
人波と半月

10年後も20年後も僕は君を
君の在り方を100%肯定する

僕はどこにいるだろう
君はどこにいるだろう

さよならげんきで
さよならげんきで
夜空。
僕の言葉はもう
君に届かないのだろうか。
君に届くことはないのだろうか。
希望。
僕は書かなければならない。
君は歌わなければならない。
それは権利であり。義務であり。
ささやかな。ささやかな希望。
【辞典詩集(仮)】ル:ルビー。
ずいぶんと久しぶりに更新。今年に入って初です。
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