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【辞典詩集(仮)】ゆ:幽霊
メンバーのほとんどはバンガローに戻ってしまった。
外にいるのは 少し離れた防波堤の上で話し込んでいる二人と
ランタンの灯りに照らされたテーブルに残る僕だけだった。
彼女は闇の中から現れて僕の隣に腰を下ろした。

ランタンの炎が揺らいで消え 僕は暗闇に投げ出される。

あなたはいまどこにいるの?彼女は尋ねる。
ここは一体どこなのだろう。僕は思う。
あなたはこれからどこへ行くの?彼女は尋ねる。
僕は一体どこへ向かっているのだろう。僕は思う。

そうして彼女はゆっくりと静かに消える。
本当にゆっくり 静かに 消える。
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